成績を上げるための方法

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全教科についていえることですが、勉強においてはインプットとアウトプットを意識することが大切です。その前提のもと、学力レベル別に大きく2タイプに分けて成績をあげるための方法を解説します。

  • これまであまり勉強をしてこなかったタイプ
  • ある程度、勉強をして成績もそこそこ上がったが、それ以上に伸びないタイプ

■これまであまり勉強をしてこなかったタイプ


このタイプの生徒への処方箋は非常に簡単です。とりあえず基本的なインプットを行ないましょう。基本的なインプットとは英語で言えば「英単語」「英熟語」などです。いきなりレベルの高い英文法や長文読解などに取り組むのはやめたほうがよいでしょう。

※実際の授業においてもこれは成り立ちます。これまであまり勉強をしてこなかった生徒のクラスに対して「英文法」を教えた場合と、「英単語」を教えた場合でどちらが効果があがったかというと、「英単語」を教えた場合のほうが圧倒的に成績が伸びたという事例があります。

パッと見、「英単語」は地味で代わり映えしないため忌避されがちですが、あまり勉強をしてこなかった生徒に対して手っ取り早く成績をあげる手法としては効果的といえるでしょう。

■成績が伸び悩んでいるタイプ


このタイプは既にある程度のインプットは行なっている生徒が対象になります。このタイプであれば、インプットの時間を少し減らしてもかまわないので、アウトプットをするように心がけてみてください。

アウトプットの例としては「英会話」「ディクテーション」などがありますが、オススメは「英語で日記をつける」ことです。文法的に間違えていてもかまわないので、日々の出来事を英訳するようにしてみてください。

インプットは「知識の幅を広げる」のには有効ですが、欠点として「定着しにくい」ことがあげられます。その点、アウトプットは「知識の幅を広げる」のには不向きですが、「定着させる」ことには適しています。要するに、自らが主体的に使うものほど記憶に残りやすいということです。

上記を少し意識して勉強に取り組んでみてくださいね。

2008.03.06公開


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